thello(旧アルテシアナイト)
thello
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夜行列車 | |
予約開始日 | |
世界の観光客が訪れるパリとイタリアを結ぶ夜行列車
2011年12月11日より、旧アルテシアナイトを引き継ぐ形で運行を開始した夜行列車「thello」。
アルテシアナイト時代はフランス国鉄も運行に参加していたが、現在はトレンイタリア(イタリア鉄道)とVeoliaTransdev社が共同出資した鉄道会社TVTが運行しています。
運行ルートもパリ-ミラノ-ベネチア間のみの運行となっており、今後は同じように人気路線でもあったパリ-フィレンツェ-ローマ間の運行も予定しています。(2011年12月現在)
世界中の観光客が訪れるパリとイタリアを結ぶ夜行列車なだけに、季節を問わず人気が高く、特にカップルや女性客が多く利用するためか、シングルもしくはダブル寝台から埋まっていく傾向にあります。また、それを反映してかthelloとなった現在はアルテシアナイト時代よりもシングルおよびT4(4名相部屋クシェット/女性専用コンパートメントもあり)が増設されました。
とはいえ、やはり人気列車であることには変わりはありませんので、できる限り早めの予約をおすすめします。
また、アルテシアナイト時代と同じく、食堂車が連結されています。
現在のヨーロッパの列車では、合理化の波を受けて夜行列車でも食堂車が消えつつありますが、昔ながらのフルコースを味わうことができるのは見逃せません。食のイタリアにふさわしく、パスタに始まりメイン、食後のデザートまで、車窓の風景と一緒に楽しむことができます。
残念なのは、パスホルダーチケット(鉄道パス保持者用割引チケット)の設定がなくなったことです。 鉄道パスの利用を検討している場合はご注意ください。
さらに、パリの発着駅がアルテシアナイト時代はパリ・ベルシー駅でしたが、現在はほど近くのパリ・リヨン駅に変更になっています。